2025年12月11日 公開
先週の木曜日に更新した内容は読んでいただけたでしょうか?
まだの方は是非そちらも御覧になっていただければと思いますが、
今週も地耐震の話を少ししていこうと思います!
先日青森の方で震度6強の地震があり、
不安を募らせている方もいるのではないでしょうか。
地震に強いと謳っていることもあり
時々こんな質問をされることがあります。
Q. 【耐震等級3】だったら、どれも安心でしょ?
A .いいえ。 残念ながら、そうではございません。
実は、同じ「耐震等級3」にも、計算方法が2種類あり、
計算方法によって、建物の強度が変わってしまうんです!
一つ目の計算方法は、主に壁の量だけを調べる比較的簡易な【壁量計算】です。
二つ目は、地震などの力が加わった際に、
壁・柱・接合部・部材・基礎など構造に
関わる部分にどのくらいの負荷がかかるのかを
部材毎に緻密な計算をする【構造計算】です。
例えるなら
【壁量計算】=定期健康診断
【構造計算】=人間ドッグ
といった違いです。
法律では「構造計算」ではなく「壁量計算」でもOKと定められているため、
多くの会社は【構造計算】を行なっていないのが現状です。
皆様の大切なマイホーム、簡易な計算で本当に安心できますか?
地震に備えた家づくりを考えるなら、より緻密な【構造計算】を!
★計算方法の違いで建物の強度も変わる【耐震等級3】について、
動画で詳しく解説しています
https://youtu.be/GXGTzC3ekAc?si=Dq4pkS_-zZk637AS
パナソニックビルダーズグループでは、
1棟ごとに緻密な構造計算を行っています!
テクノストラクチャーの家づくり動画もチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=8ijZac7sJhs
R7 12/11 LiveSumaikoder